こんな悩み、ありませんか?

たぬ吉 たぬ吉
経費を1円でも削ろうと、安い店を3軒回って消耗品を買うとるんじゃが…なんか疲れてのう。
ぴよ ぴよ
えらいです!私も昨日、100円安いインクを探して2時間ネットサーフィンしました!達成感すごいです!

ぴよさん、その2時間で失ったものを計算したことはありますか?個人事業主の出費の判断基準は「安いかどうか」ではなく「自分の時間単価より安いかどうか」。私の判断基準を全部書きます。

ハリマネ ハリマネ
100円の節約に2時間使ったなら、あなたは自分の時間を時給50円で売ったことになります。頑張った感だけが残る節約は、事業では赤字です🦔

結論:時間単価より安ければ、お金で解決する

私の出費のルールはこれだけです。その出費で浮く時間×自分の時間単価が、出費額を上回るなら払う。逆なら自分でやる。感情ではなく、この計算で決めます。

ハリマネ ハリマネ
「浮いた時間で何か生産しなきゃ」と思わなくていいんです。
寝るのも立派な投資。疲れた頭の決断が一番高くつきます🦔

自分の時間単価の出し方(ざっくりでいい)

難しい計算は要りません。月の事業所得 ÷ 月の労働時間。これだけです。たとえば月30万円を150時間で稼いでいるなら時間単価2,000円。「1時間浮くことに2,000円までなら払っていい」という自分の相場ができます。

ここでひとつ大事なのが、労働時間には通勤時間も入れることです。片道30分なら往復1時間、週5日で月20時間。作業していない時間でも、事業のために拘束されて他に使えない時間なら、それはコストです。先ほどの例で通勤20時間を足すと150時間が170時間になり、時間単価は2,000円から約1,760円に下がります。準備や片付け、仕入れの買い出しも同じ考え方で入れてください。

時間単価の判断フロー
1月の事業所得÷労働時間を計算
2出費で浮く時間を見積もる
3時間単価より安ければ払う
4浮いた時間は休んでもいい

私が実際にお金で解決しているもの

浮いた時間で稼ぐこともあれば、ただ休むだけのこともあります。それでいい。リソースが余っていれば他の仕事への集中力が変わることを、毎日体感しているからです。

そして誰にでも当てはまる代表例が、この3つです。どれも月数百〜数千円で、毎月何時間も買い戻せます。

  • 会計ソフトの連携 — 記帳時間がほぼ消える(私は年3万円ぶんの時間が浮いたと表示されています)
  • カードと口座の分離 — 「どれが経費?」を探す時間自体が消える
  • ネット銀行の振込 — ATMに並ぶ時間が寝る前の1分になる
ハリマネは実際こうしてる
  • 帰省の高速道路1,300円:下道1時間40分→50分。50分を1,300円で買う
  • ルンバ・ドラム式洗濯機・食洗機の三種の神器:毎日合計1時間を短縮
  • 1日1時間×365日=年365時間。従業員を雇ったのに近いリターン

「浮いた時間で寝るだけなら意味ない」への反論

時間をお金で買う話をすると、必ずこう言われます。「浮いた時間で稼がないなら意味なくない?」と。

私の答えははっきりしています。その時間、寝れたほうがいい。休んだほうがいい。脳のリソースが余っていると、他の決断の質が上がってくるのは肌で感じています。判断の質は、事業の売上に直結します。つまり休息は消費ではなく、決断の質への投資です。

確定申告を受付初日に終わらせるのも、カードを分けるのも、根っこは全部同じです。「考えなくていいことを消して、脳の席を空けておく」。空いた席に、いい判断が座ります。

※確定申告でカード明細をどう使ったか全記録については、以下の記事で紹介しています。

関連記事【受付初日に出す派の実録】確定申告でカード明細をどう使ったか全記録
たぬ吉 たぬ吉
「寝るのも投資」…罪悪感が消えるのう。
ぴよ ぴよ
時給50円の達成感、二度と味わいません!

最初に省くべき仕事リスト

まず省くべき仕事は、この4つです。番号順に手を付けてください。

1記帳・経理(ソフト連携で自動化)
2振込・支払い(ネット銀行+カードに集約)
3消耗品の最安値探し(定番品はリピート購入に固定)
4SNSやデザインの「なんとなくいじり」(目的のない作業は省略でなく削除)

よくある質問

Q. 自分の時間単価はどうやって計算すればいいですか?

難しい計算は不要で、月の事業所得÷月の労働時間のざっくり計算でOKです。このとき通勤や準備・片付け、仕入れの買い出しなど、事業のために拘束される時間も労働時間に入れてください。月30万円を150時間で稼ぐなら時間単価2,000円、通勤20時間を足すと約1,760円に下がります。

Q. お金で解決する仕事は何から手を付ければいいですか?

定石は記帳・経理の自動化からで、次に振込・支払いのネット銀行+カード集約、消耗品の最安値探しの固定化の順です。会計ソフトの連携・カードと口座の分離・ネット銀行の振込は、どれも月数百〜数千円で毎月何時間も買い戻せる代表例です。

※会計ソフト×事業用カード連携の実録については、以下の記事で紹介しています。

関連記事【記帳が消えるまで】会計ソフト×事業用カード連携の実録

Q. 浮いた時間で稼がないなら、お金で時間を買う意味はないのでは?

その時間は寝ていい、休んでいいというのが私の答えです。脳のリソースが余っていると他の決断の質が上がり、判断の質は事業の売上に直結します。つまり休息は消費ではなく、決断の質への投資です。

※わが家のお金の設計図「生活については、以下の記事で紹介しています。

関連記事【実録】わが家のお金の設計図「生活は妻の給与・事業収入は全部未来へ」

まとめ

出費の判断基準は「その出費で浮く時間×時間単価が出費額を上回るか」。感情ではなく計算で決めます。時間単価は月の事業所得÷月の労働時間のざっくりでOKです。浮いた時間は寝ていい——休息は決断の質への投資です。省く順番は経理・振込・最安値探しからが定石です。

たぬ吉 たぬ吉
わしの時間単価、今夜計算してみるわい。
ぴよ ぴよ
「空いた席にいい判断が座る」、付箋に書いてモニターに貼ります!

その時間単価、実際に数字にしてみましょう。通勤・移動の時間も含めて計算できる無料ツールを作りました。

\ 無料ツール /時間単価計算機|通勤時間も含めて自分の1時間の値段を出す

増やす側の判断(共済・iDeCo・NISA)は、この1本にまとめています。

\ 次に読むなら /小規模企業共済とiDeCo、僕がどちらもやっていない理由|NISAを選んだ判断
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ハリマネ
実店舗を経営する現役の個人事業主(鍼灸院をやっています)。事業のお金・経費・クレジットカードのことを、同じ立場の目線で「どこよりもわかりやすく」を目標に発信中。広告運用も帳簿も予約システムも、全部自分で触ってみる派のハリネズミです🦔