こんな悩み、ありませんか?

たぬ吉 たぬ吉
作業しながらのランチ代とか、勉強を兼ねた外食とか、どこまで経費にしてええんじゃ?
ぴよ ぴよ
カフェ代は全部「作業場所代」で経費です!Wi-Fiがあるので!

食事代は、個人事業主が一番自分に甘くなりやすい費目です。結論、一人の食事は原則NG、事業の実態がある会食はOK。正直な線引きと、私自身の運用を書きます。

ちなみに、帳簿に載せた後の確定申告そのものは、私はタックスナップに丸投げしています(2年使った本音レビューがあります)。

結論:線引きはこう

食事代の判定は、この3段階に整理できます。

  • 原則NG——一人のランチ・夕食(事業をしていなくても食事はする=生活費)
  • OKになり得る——取引先・関係者との打ち合わせを伴う会食(相手・目的の記録が前提)
  • グレー——カフェ作業代。飲み物代を会議費等で処理する実務はあるが、食事メインはNG寄り
食事代の線引き
ならない食事
一人のランチ・夕食
生活費と境界が消える
Wi-Fi頼みは危険
なり得る食事
相手のいる打合せ会食
目的と相手を記録
カフェは飲み物1杯まで
ハリマネ ハリマネ
「迷うくらいなら入れない」。これで失う税金は数百円、得られる心の平和はプライスレスです🦔

「Wi-Fiがあるから経費」の危うさ

カフェのコーヒー1杯を作業場所代と整理する考え方は実務に存在します。ただしランチセットまで「作業代」にすると、生活費との境界が消えます。問われたときに「事業に必要だった」と説明できるか——食事代は特にこの基準が厳しく見られる費目だと思っておくのが安全です。

私の運用:ほぼ経費にしていない

正直に書くと、私は食事代の自分ルールを特に持っていません。というのも、そもそも食事代をほぼ経費にしていないからです。一人施術院で接待の機会も少なく、迷う場面自体がない。「迷うくらいなら入れない」——食事代に関しては、これが一番ストレスのない運用だと思っています。

ただ、ひとつだけ例外にしているのがカフェのコーヒー1杯です。私はカフェに行くと、家では絶対にできない量の作業が進みます。同じ2時間でも、進む量がまったく違う。席代として払っているようなものなので、その日の作業がブログや事業のためなら、コーヒー1杯分だけは経費に入れています。フードを頼んだ日は、それはもう食事なので入れません。

※施術着・ユニフォームについては、以下の記事で紹介しています。

関連記事【服代の線引きと私の宝物】施術着・ユニフォームは経費になる?

線引きの根拠は「金額」ではなく「何を買ったか」です。1杯のコーヒーは作業する場所の対価、プラスで頼んだランチは自分の食事。同じ店の同じレシートでも、性質が違います。

経費は心が決める、の裏返しです。胸を張って説明できないものを入れて薄い不安を抱えるより、綺麗な帳簿で堂々と眠るほうが、私には価値があります。

※経費にしすぎると損する話については、以下の記事で紹介しています。

関連記事経費にしすぎると損する話|「節税」の正体と後から届く請求書

よくある質問

Q. レシートに「打合せ」とメモすれば経費になる?

メモだけでは足りません。誰と会って、何のために会ったかまで残してください。相手の名前が書けない飲食は、経費にしない方が安全です。

Q. 一人のランチは本当にダメ?

事業のためでも、食事は生活費と切り分けられないというのが基本的な考え方です。一人の食事は原則経費にしないと決めておくとラクです。

Q. 出張先の食事は?

宿泊を伴う出張なら、旅費交通費の一部として処理する実務はあります。ただし出張であることを示す資料とセットで残してください。

※ご祝儀・お香典・差し入れについては、以下の記事で紹介しています。

関連記事【領収書のない支出の扱い】ご祝儀・お香典・差し入れは経費になる?

※レシートと領収書については、以下の記事で紹介しています。

関連記事【保存ルールと私の押し入れ実録】レシートと領収書、どっちでもいい?

まとめ

一人のランチ・夕食は原則NG(事業をしていなくても食事はするので生活費)、取引先との打ち合わせを伴う会食は相手と目的の記録があれば経費になり得ます。カフェは飲み物1杯までが実務の相場感で、食事メインは危険水域。私は「迷うくらいなら入れない」運用にしていて、記録は相手・目的をレシートにメモするだけで十分です。

たぬ吉 たぬ吉
「迷うなら入れない」は思考停止じゃなくて戦略なんじゃな。
ぴよ ぴよ
ランチセット、自腹に戻します…!

経費の線引きが整った先にあるのは、来年の税金です。金額の見当をつけておくと慌てません。

\ 次に読むなら /【個人事業主の税金カレンダー】今年の売上が分かれば、来年の税金はいくら?

※私は税理士ではありません。制度の説明は国税庁など一次情報を確認していますが、個別のケースは税務署・税理士にご確認ください。

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ハリマネ
実店舗を経営する現役の個人事業主(鍼灸院をやっています)。事業のお金・経費・クレジットカードのことを、同じ立場の目線で「どこよりもわかりやすく」を目標に発信中。広告運用も帳簿も予約システムも、全部自分で触ってみる派のハリネズミです🦔