【領収書のない支出の扱い】ご祝儀・お香典・差し入れは経費になる?
こんな悩み、ありませんか?
たぬ吉
ぴよ
なります——事業の関係者なら。ご祝儀・お香典・差し入れは「領収書が存在しない経費」の代表格。記録の方法(出金伝票)とセットで、ニッチだけど確実に役立つ話をします。
ちなみに、帳簿に載せた後の確定申告そのものは、私はタックスナップに丸投げしています(2年使った本音レビューがあります)。
結論:事業関係者への慶弔費は経費になり得る
線引きは「事業の関係か、私的な関係か」。整理するとこうなります。
ハリマネ
当日は会計のことを忘れて、後で出金伝票に書けば十分です🦔
領収書がない——だから出金伝票
ご祝儀に領収書は出ません。こういう時のための道具が出金伝票です。日付・相手・金額・目的を自分で記録して証拠にする。招待状や会葬礼状を一緒に保管すれば、説明力は十分です。書き方の詳細は出金伝票の記事へ。
※領収書がない支払いについては、以下の記事で紹介しています。
関連記事【出金伝票の使い方3分講座】領収書がない支払いはどうする?
差し入れ・お土産はどうか
患者さんやお客さんへの差し入れ・粗品も、事業のための支出なら経費になり得ます(接待交際費や広告宣伝費)。レシートが出る買い物なら通常どおり保存すればOK。誰に・何のためが言えることが、この費目のすべてです。
※個人事業主の食事代については、以下の記事で紹介しています。
関連記事【一人ランチの正直な線引き】個人事業主の食事代はどこまで経費?
私の実例——は、実はありません
正直に書くと、私はまだ事業関係の慶弔費を払った経験がありません。一人施術院は取引先が少なく、場面が来ないのです。それでもこの記事を書いたのは、「その日」は突然来るから。結婚式の招待状が届いてから調べるより、今3分で読んでおくほうが、当日は気持ちよくお祝いに集中できます。
よくある質問
Q. 友人や親族へのご祝儀・お香典も経費にできますか?
できません。経費になり得るのは事業関係者への慶弔費(接待交際費)で、親族・友人など私的な関係へのものは生活費です。線引きは「事業の関係か、私的な関係か」の一点です。
Q. ご祝儀には領収書がありませんが、どう記録すればいいですか?
出金伝票に日付・支払先・金額・内容を自分で記録して証拠にします。コツは「内容」欄に相手と関係性まで書くことで、招待状や会葬礼状を一緒に保管すれば説明力は十分です。書式は自由で、100円ショップの伝票でも手書きのメモでも構いません。
Q. ご祝儀の金額が大きくても全額経費にして大丈夫ですか?
社会通念上の相場の範囲であることが前提です。過大な額は説明がつかないため、事業関係者へのものでも相場から外れた金額は避けるのが安全です。
※レシートと領収書については、以下の記事で紹介しています。
関連記事【保存ルールと私の押し入れ実録】レシートと領収書、どっちでもいい?
まとめ
事業関係者への祝儀・香典・お見舞いは、接待交際費として経費になり得ます。私的な関係への慶弔費はNGで、金額も社会通念上の相場の範囲が前提です。証拠は出金伝票に招待状や会葬礼状を添えるのが定石——こういう場面は突然来るので、先に知っておけば当日は相手のことだけに集中できます。
たぬ吉
ぴよ
経費の線引きが整った先にあるのは、来年の税金です。金額の見当をつけておくと慌てません。
\ 次に読むなら /【個人事業主の税金カレンダー】今年の売上が分かれば、来年の税金はいくら?
※私は税理士ではありません。制度の説明は国税庁など一次情報を確認していますが、個別のケースは税務署・税理士にご確認ください。
