【費目別の整理と割合の決め方】個人事業主の車は経費になる?
こんな悩み、ありませんか?
たぬ吉
ぴよ
通勤にも買い物にも使う車の10割計上は、間取り図なしの8割按分と同じです。訪問施術で車を使う私が、車の経費の全パターン——何が経費になり、割合をどう決めるか——を整理します。
車の経費で一番大きいガソリン代の払い方は、ガソリンカードの記事で整理しています。
結論:車の経費は「費目×事業割合」で決まる
車に関わるお金はほぼすべて経費の対象になり得ます。ただし私用でも使う車なら、それぞれに事業割合を掛けます。
ハリマネ
走行距離のメモが1ヶ月分あるだけで、説明の強さが段違いになります🦔
事業割合の決め方——走行距離が王道
説明しやすいのは走行距離ベースです。1ヶ月の走行距離のうち、訪問・仕入れなど事業の移動が何割か。厳密な運転日誌でなくても、典型的な1週間の移動を書き出して「週の走行の◯割が仕事」と整理するだけで、根拠として機能します。
私の車まわりの実際
私は訪問施術で車を使っています。移動の実態はこんな感じです。
- 高速道路はほぼ使わない(近隣の訪問が中心)
- 給油は月2回ほど
- 燃費は13km/Lくらいの車
この使い方だと、車の経費で一番大きいのは実はガソリン代ではなく、保険・車検などの固定費でした。だからこそ費目ごとに「事業割合を掛け忘れない」ことが効いてきます。
割合に迷ったら、まず典型的な1週間の移動を書き出してみてください。私のように訪問中心の使い方なら事業割合は自然と高くなりますし、書き出したメモがそのまま根拠資料になります。
購入 vs リース
持ち方でも経費処理が変わります。ざっくり比較するとこうです。
- 購入 — 車両本体は減価償却。中古車は耐用年数が短く、早く経費化できる場合がある
- リース — リース料×事業割合を毎月経費に。処理はシンプルだが総額は割高になりがち
- 経費処理の楽さで選ぶならリース、総コストで選ぶなら購入(特に中古)が定石
ちなみに私は、銀行のカーローン審査に落ちてディーラーローンで買った人間です。その顛末は審査の記事でどうぞ(車は経費の話より先に、買い方でつまずくこともあります)。
たぬ吉
ぴよ
よくある質問
Q. 車は何が経費になりますか?
ガソリン代・駐車場代・高速代、自動車保険・車検・修理、自動車税・重量税、そして車両本体(減価償却)と、車に関わるお金はほぼすべて経費の対象になり得ます。ただし私用でも使う車なら、それぞれの費目に事業割合を掛けた分だけが経費になります。
※10万円以上の買い物については、以下の記事で紹介しています。
関連記事【電動ベッド15万円の実例で解説】10万円以上の買い物は要注意?減価償却の基本
Q. 事業割合はどうやって決めればいいですか?
説明しやすいのは走行距離ベースです。厳密な運転日誌でなくても、典型的な1週間の移動を書き出して「週の走行の◯割が仕事」と整理するだけで、根拠として機能します。書き出したメモがそのまま根拠資料になります。
Q. 仕事で使っているんだから10割計上でいいのでは?
通勤にも買い物にも使う車の10割計上は、間取り図なしの8割按分と同じです。車の経費で見られるのは「割合の根拠」で、走行距離のメモが1ヶ月分あるだけで説明の強さが段違いになります。訪問中心の使い方なら、書き出せば事業割合は自然と高くなります。
※ガソリンカードで車の経費を賢く払うについては、以下の記事で紹介しています。
関連記事ガソリンカードで車の経費を賢く払う|個人事業主の選び方と集約のメリット
※フリーランスについては、以下の記事で紹介しています。
関連記事【立て直しの手順つき】フリーランスがクレカ審査に落ちる理由と対策
まとめ
車の経費は「費目×事業割合」で決まり、ガソリンだけでなく保険・車検・税金も対象です。割合は走行距離ベースが一番説明しやすいです。車両本体は10万円超なら減価償却で、中古車は早く経費化できる場合があります。購入かリースかは「処理の楽さ」と「総コスト」の天秤——経費のためでなく、事業に合う持ち方で選んでください。
たぬ吉
ぴよ
経費の線引きが整った先にあるのは、来年の税金です。金額の見当をつけておくと慌てません。
\ 次に読むなら /【個人事業主の税金カレンダー】今年の売上が分かれば、来年の税金はいくら?
※私は税理士ではありません。制度の説明は国税庁など一次情報を確認していますが、個別のケースは税務署・税理士にご確認ください。
