【個人事業主が間違えやすいお金】国民年金・健康保険は経費?控除?
こんな悩み、ありませんか?
たぬ吉
ぴよ
それ、確定申告あるあるの筆頭ミスです。結論、国民年金・国民健康保険は経費ではなく「所得控除」。帳簿に入れず、申告書で引きます。仕組みと間違えやすいポイントを整理します。
この先の申告作業は、私はスマホのタックスナップで10分で済ませています。判断材料は本音レビューにまとめました。
結論:経費ではなく所得控除
国民年金保険料・国民健康保険料は、事業の経費(帳簿に載せるもの)ではなく、社会保険料控除として確定申告書の控除欄で所得から差し引きます。節税効果はある——ただし通り道が違う。ここを混ぜると帳簿が壊れます。
※確定申告でカード明細をどう使ったか全記録については、以下の記事で紹介しています。
関連記事【受付初日に出す派の実録】確定申告でカード明細をどう使ったか全記録
ハリマネ
帳簿に入れるか、申告書の控除欄に書くか——ここだけ間違えないでください🦔
前提として、国民年金や国保が「効く」相手を先に押さえておきます。個人事業主が所得をもとに払うものは、この4つです。
※個人事業主については、以下の記事で紹介しています。
関連記事【社会保険の条件と落とし穴】個人事業主は配偶者の扶養に入れる?
経費と控除、何が違う?
まず、この2つは通り道が違います。
ハリマネ
「経費にできない=損」ではありません。所得を減らす通り道が違うだけです🦔
個人事業主の「控除チーム」一覧
控除欄で戦ってくれる主なメンバーはこちらです。
- 社会保険料控除——国民年金・国保・(家族分を払った場合も対象)
- 小規模企業共済等掛金控除——小規模企業共済・iDeCo
- 生命保険料控除・地震保険料控除
- 基礎控除・配偶者控除・扶養控除など
ハリマネ
払った証明さえ残っていれば、申告書の欄を埋めるだけで所得が減ります🦔
これらは全部「帳簿の外」で効く節税です。経費を探すのと同じ熱量で控除の取りこぼしを探すと、申告の完成度が一段上がります。
うちの場合と、よくある間違い
私は国保+国民年金を自分で払っています。会計ソフトに口座を連携していると、これらの引き落としも明細に流れてくる——ここで「経費」として記帳してしまうのが定番ミスです。ソフト上では「事業主貸」で処理し、申告時に控除として拾う。この一手間だけ覚えてください。
よくある質問
Q. 国民年金・国民健康保険を経費として記帳してしまいました。どうすればいいですか?
会計ソフト上では「事業主貸」で処理し、申告時に社会保険料控除として拾うのが正解です。口座連携で明細に流れてきた引き落としをそのまま経費にしてしまうのが定番ミスなので、帳簿から外して申告書の控除欄で引いてください。
Q. 経費にできないなら、国保・年金は節税にならないのですか?
節税効果はあります。ただ通り道が違うだけで、社会保険料控除として申告書の控除欄で所得から差し引きます。「経費にできない=損」ではありません。
Q. 家族の分の国民年金を払った場合も控除できますか?
家族分を払った場合も社会保険料控除の対象です。iDeCoや小規模企業共済も同じく帳簿の外で効く「控除チーム」なので、経費を探すのと同じ熱量で控除の取りこぼしを探すと、申告の完成度が一段上がります。
※青色申告と白色申告、結局どっちについては、以下の記事で紹介しています。
関連記事【所得別の差額つき】青色申告と白色申告、結局どっちが得?
まとめ
国民年金・国民健康保険は事業の経費ではなく、社会保険料控除として申告書の控除欄で引きます。帳簿には入れず、明細に流れてきたら「事業主貸」で処理して申告時に拾うのが正解です。iDeCoや小規模企業共済も同じ控除チームなので、経費と同じ熱量で控除の取りこぼしを探すと、節税の伸びしろが見つかります。
たぬ吉
ぴよ
経費の線引きが整った先にあるのは、来年の税金です。金額の見当をつけておくと慌てません。
\ 次に読むなら /【個人事業主の税金カレンダー】今年の売上が分かれば、来年の税金はいくら?
※私は税理士ではありません。制度の説明は国税庁など一次情報を確認していますが、個別のケースは税務署・税理士にご確認ください。
