アメックス・ビジネスカードは個人事業主に必要か|大半の人には不要と言い切る理由
こんな悩み、ありませんか?
たぬ吉
ぴよ
先に言います。この記事は「アメックスをおすすめする記事」ではありません。
アメックスのビジネスカード(グリーン/ゴールド/プラチナ)は良いカードです。でも「良いカード」と「あなたに必要なカード」は別物。この記事では、年会費の元が取れる人の条件を計算で示して、大半の個人事業主には不要という結論を正直に書きます。私自身も使っていません——憧れはありますが、計算が合わないからです。
ハリマネ
なお、事業用カードをまだ決めていない人は、選定基準を全部公開した比較記事から読むと迷いが減ります。
結論:大半の個人事業主には不要
アメックス・ビジネスの年会費は、カードのランクで大きく変わります。
この年会費は特典を使い切れる人への対価です。空港ラウンジ・手厚い付帯保険・接待向けのダイニング特典——これらを「使えたら嬉しい」ではなく「確実に使う」生活をしているかが分かれ目です。
ハリマネ
「確実に使う」と言い切れる人だけの1枚だと私は考えます🦔
年会費の元が取れる人の条件
- 月1回以上の出張があり、空港ラウンジ・旅行保険を実際に使う
- 接待・会食が多く、ダイニング特典を使う機会が定期的にある
- 経費決済額が大きく、ポイント・マイル還元で年会費を回収できる(メンバーシップ・リワードは100円=1ポイント。マイル移行でポイント価値が高まる設計)
ではいくら使えば”元が取れる”のか、金額で見てみます。
① ポイントだけで年会費を取り返すなら
基本還元は100円=1ポイント(1%)。1P=1円で使えたと仮定しても——
※実際はポイントの使い道で価値が下がるため、必要額はさらに増えます。つまり“ポイントで回収”はゴールド以上では非現実的。
② 特典を使えば、これだけ得する(ゴールド以上・年間の目安)
この合計が年会費を超えるなら、年会費は“浪費”ではなく”投資”。出張・接待が定期的にある人なら、特典だけで数万円分はすぐ回収できます。
逆に、国内で店舗を回していて出張がほぼない事業主(私もこちら側です)は、特典のほとんどが「使わない保険」になります。ポイントで取り返そうにも、上の決済額は現実的ではありません。
✓ 評価できる点:マネーフォワード連携OK
アメックス・ビジネスはマネーフォワードと連携でき、利用明細が自動で取り込めます(両社は経費精算分野で提携済み)。個人事業主にとって数字の管理が自動で回るのはマスト級に大事なので、ここは素直に評価できます。
——ただし、明細の自動連携は年会費無料の事業用カードでも普通にできます。「連携できるか」は合格でも、それ自体は高い年会費を払う理由にはなりません。
正直に言うと、憧れはあるんですよね。私の場合はマリオットボンヴォイ・アメックス。マリオット系列のホテルに泊まったり、貯めたポイントでふらっと旅行に行けたら……なんて、ずっと思ってるんですよね。でも年会費がなかなか高くて、「今作っても出費が増えるだけかも」って、まだ手を出せずにいるんです。それでも、収入が増えたらいつかは作るつもりです。私にとっては、たった一枚の“いつか持つ”カード。憧れって、無理に捨てなくていいと思っています。順番さえ守れば、それでいいと考えています。
たぬ吉
ぴよ
信用は、カードの見た目では作れない
よく言われる「ステータスカードは取引先への見栄えが良い」説。正直に言うと、取引先はあなたのカードをほぼ見ていません。個人事業主の信用を作るのは、支払いの確実さと仕事の質です。見栄えのために年会費を払うくらいなら、その分を事業に投資したほうが信用は育ちます。
※ダイナースについては、以下の記事で紹介しています。
関連記事ダイナースは個人事業主に必要か|接待が武器の人以外には過剰という結論
ハリマネ
それでも持つと決めた人へ
条件に当てはまる人(出張族・接待が多い人)にとっては、アメックスは計算の合う投資です。その場合は、次の検証運用をおすすめします。
ハリマネ
🦔 上の条件に当てはまる人へ
空港ラウンジ・接待ダイニングを「確実に使う」生活なら、アメックス・ビジネスは投資になります。まずは公式で最新の年会費・特典を確認して、上の①②で検証してみてください。
アメックス・ビジネス公式を見る →年会費が合わないなら、こう選ぶ
「事業用カードは欲しいが年会費は合わない」人は、年会費無料の事業用カード比較から選ぶのが現実解です。無料で分けて、事業が育って計算が合うようになったら、その時にアメックスを再検討すればいい——カードは逃げません。
※年会費無料の事業用クレジットカード比較については、以下の記事で紹介しています。
関連記事年会費無料の事業用クレジットカード比較|開業初期は無料で十分な理由
よくある質問
Q. アメックス・ビジネスの年会費の元が取れるのはどんな人ですか?
月1回以上の出張があり空港ラウンジ・旅行保険を実際に使う人、接待・会食が多くダイニング特典を定期的に使う人、決済額が大きくポイント・マイルで回収できる人です。分かれ目は特典を「使えたら嬉しい」ではなく「確実に使う」生活かの一点です。
Q. ポイントだけで年会費を回収できますか?
1ポイント=1円で使えたと仮定しても、グリーンで年132万円、ゴールドで年495万円、プラチナで年1,650万円の決済が必要です。実際はポイントの使い道で価値が下がるため必要額はさらに増え、ゴールド以上を「ポイントで回収」は非現実的です。回収は特典を実際に使う価値で考えるべきです。
Q. ステータスカードを持てば取引先への見栄えで有利になりませんか?
取引先はあなたのカードをほぼ見ていません。個人事業主の信用を作るのは、支払いの確実さと仕事の質です。見栄えのために年会費を払うくらいなら、その分を事業に投資したほうが信用は育ちます。
※個人事業主のクレジットカード比較については、以下の記事で紹介しています。
関連記事【選定基準全公開】個人事業主のクレジットカード比較|おすすめランキングを信じる前に
まとめ
アメックス・ビジネスは良いカードですが、大半の個人事業主にとっては過剰で、分かれ目は「特典を確実に使う生活か」の一点に尽きます。見栄えのための年会費より事業への投資こそが信用を作るのですから、迷ったらまず無料カードで始めて、計算が合ってから再検討すれば十分です。
たぬ吉
ぴよ
カード選びの結論は、横並びで見ると一気に出ます。次はこの1本で自分の1枚を決めてください。
\ 次に読むなら /【個人カードとの違いを全部説明】個人事業主は事業用クレジットカードを作るべき?
