ETCカードは事業用をどう作る?|個人事業主の3つの方法と選び方
こんな悩み、ありませんか?
たぬ吉
ぴよ
移動が多い事業主にとって、高速代は立派な経費。なのにETCカードが私用と共通だと、あの明細の照合作業がここでも発生します。
この記事では、個人事業主が事業用ETCカードを持つ3つの方法と選び方を整理します。クレジットカードを増やしたくない人向けのETC専用カード(PR)という選択肢も含めてです。
ハリマネ
例外パターンも紹介します🦔
結論:基本は事業用クレカ付帯。カードなし派には組合系
結論はシンプルで、事業用クレカを持っているならETCの追加発行だけで完結します。具体的な流れはこの3ステップです。
ETC追加を申請
車載器にセット
経費明細に載る
ETCカードの入手方法は大きく3つ。①が使えない・気が進まない場合の代替が②③です。
- 方法①:事業用クレカにETCカードを追加(上のステップの通り。年会費はカードにより無料〜数百円)
- 方法②:協同組合系の法人ETCカード(クレカ不要)(出資金・取扱手数料が必要。金額は組合により異なる)
- 方法③:ETCパーソナルカード(保証金を預ける方式・年会費1,257円/税込。最後の手段)
ハリマネ
②③は「クレカを持たない・持てない理由」がある人のための道です🦔
| ①クレカ付帯 | ②組合系 | ③パーソナル | |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | なし | 出資金+手数料 (組合により異なる・出資金は脱退時返還が一般的) | デポジット (目安:平均利用月額の4か月分) |
| 年会費 | 無料〜数百円 | 取扱手数料が毎年かかる | 1,257円(税込) |
| クレカ審査 | あり(カード本体) | なし | なし |
| 向く人 | 事業用クレカがある人 (=ほぼ全員これ) | クレカを持たない主義・ 審査に通らなかった人 | とにかく1枚だけ 欲しい個人 |
※2026年7月25日時点。ETCパーソナルカードの年会費・デポジットは公式サイトで確認。組合系の費用は各組合の公式でご確認ください。
方法①:事業用クレカ付帯が最適解
すでに事業用カードを分けているなら、そのカードのETCを追加発行するだけです。高速代が自動で事業カードの明細に乗る=経費の記録が完全自動化。まだ分けていない人は先にカードを分けるところから始めてください。
※ガソリンカードで車の経費を賢く払うについては、以下の記事で紹介しています。
関連記事ガソリンカードで車の経費を賢く払う|個人事業主の選び方と集約のメリット
方法②:クレカを増やしたくない・審査が不安なら組合系
高速情報協同組合などが発行する法人ETCカードは、クレジット機能なしで持てます。出資金や手数料がかかるため、①が使える人には不要ですが、選択肢として知っておくと安心です。
たぬ吉
ぴよ
方法③:ETCパーソナルカードは「最後の手段」
高速道路会社が共同発行するETCパーソナルカードは、クレジット機能なし・審査なしで持てます。ただし年会費1,257円(税込)に加えて、保証金(デポジット)を先に預ける必要があります。目安は平均利用月額の4か月分。月1万円使うなら4万円を預けたうえで通行料は別途口座振替、という仕組みです。
お金を先に寝かせる方式なので、事業の資金効率としては最も不利。①も②も選べない場合の最終選択肢と考えてください。デポジットは解約時に戻ります(年会費は戻りません)。
正直に書くと、私は訪問鍼灸で月6回ほど運転しますが、商圏が近場なので高速道路は使いません。つまりETCの経費管理は私の現在進行形の悩みではなく、この記事は「移動商圏の広い事業主なら必ずぶつかる問題」を先回りして調べた予習編です。
使っていない・使わないものを使っているとは書かない——その方針はETCでも同じです。
分けるメリット:高速代の経費漏れ防止
私用ETCで事業の移動をすると、後から「この日の高速代は仕事だっけ?」の照合が必要になり、面倒になって計上を諦める=経費の取りこぼしが起きがちです。ETCを分ければ、乗った瞬間に経費計上が確定します。
よくある質問
Q. 個人事業主が事業用ETCカードを作るには、どの方法が一番いいですか?
事業用クレカにETCカードを追加発行するのが基本にして最適解です。申請して届いたカードを車載器に挿すだけで、高速代が自動で事業カードの明細に載り、経費の記録が自動化されます。組合系やETCパーソナルカードは、クレカを持たない・持てない事情がある人のための代替です。
Q. クレジットカードなしでETCカードを持つことはできますか?
できます。高速情報協同組合などの組合系の法人ETCカードは、クレジット機能なしで持てます(出資金・取扱手数料が必要。金額は組合により異なります)。最後の手段としてETCパーソナルカードもありますが、年会費1,257円(税込)に加えて平均利用月額の4か月分が目安の保証金を先に預ける方式で、事業の資金効率としては最も不利です。
Q. わざわざETCカードを事業用に分ける必要はありますか?
あります。私用ETCで事業の移動をすると「この日の高速代は仕事だっけ?」の照合が必要になり、面倒になって計上を諦める=経費の取りこぼしが起きがちです。ETCを分ければ乗った瞬間に経費計上が確定し、移動が多い人ほど効果が大きくなります。
※個人事業主のクレジットカード比較については、以下の記事で紹介しています。
関連記事【選定基準全公開】個人事業主のクレジットカード比較|おすすめランキングを信じる前に
※個人事業主については、以下の記事で紹介しています。
関連記事【個人カードとの違いを全部説明】個人事業主は事業用クレジットカードを作るべき?
まとめ
事業用ETCカードは、事業用クレカに追加発行するのが基本にして最適解です。今日申請すれば、あとは届いたカードを車載器に挿すだけで高速代が自動で事業の明細に載り、経費の取りこぼしがなくなります。クレカを持たない・持てない事情があるなら組合系、最後の手段がETCパーソナルカード——高速代を整えたら、次はガソリン代のカードも同じ要領でまとめてしまいましょう。
たぬ吉
ぴよ
カード選びの結論は、横並びで見ると一気に出ます。次はこの1本で自分の1枚を決めてください。
\ 次に読むなら /【選定基準全公開】個人事業主のクレジットカード比較|おすすめランキングを信じる前に
