【小口現金帳をやめた実店舗の実録】事業用の現金管理どうしてる?
こんな悩み、ありませんか?
たぬ吉
ぴよ
4回目、やめましょう。個人事業主に小口現金帳は重すぎます。私の結論は「現金は管理するものじゃなく、減らすもの」。実店舗を営む私の現金運用も公開します。
ハリマネ
仕訳まわりに不安が残る人は、カード払いの仕訳を会計ソフトで片付ける記事が続きになります。
結論:現金は「管理」より「減らす」
現金の何が問題かというと、記録が自動で残らないことです。カードや振込は明細が勝手に残りますが、現金は自分で記録しない限り消えます。なので対策は帳簿のつけ方の工夫ではなく、記録が自動で残る決済(カード・振込・QR)に寄せて、現金の出番自体を減らすことです。
ハリマネ
管理の上達より、管理対象を消す方が早いです🦔
現金が混ざると何が起きるか
現金を放置すると、実務ではこんなことが起きます。
- 経費の記録漏れ(レシートを失くしたら証拠ごと消える)
- 売上の計上が手作業になる
- 財布の中で事業と私用が混ざる(カードで分けた意味が半減)
共通しているのは、どれも「あとで思い出す作業」を増やしていることです。カードや口座なら明細が勝手に記録を残してくれるのに、現金だけは自分の記憶と紙のレシートが頼り。小口現金帳をやめたのは、この一手間を丸ごと消すためでした。
※レシートと領収書については、以下の記事で紹介しています。
関連記事【保存ルールと私の押し入れ実録】レシートと領収書、どっちでもいい?
私の現金運用(実店舗の実録)
うちは施術のお支払いが現金の方とキャッシュレスの方で半々くらいです。実店舗である以上、現金をゼロにはできません。なので「ゼロにする」ではなく「現金の通り道を1本にする」を徹底しています。
PayPayも導入していますが、入金は月1回にまとめて手数料を節約しています。キャッシュレスの売上は自動で記録が残るので、経理面では現金より圧倒的にラクです。
うちのメニューは7,000円と6,000円。実は価格設定の段階で、お釣りが1,000円札で完結するように調節してあります(小銭が好きじゃないので)。受け取った現金はお札専用の財布に入れて、自宅の金庫へ。月末にまとめて口座に入金します。
この月末の入金作業、事務のようでいて——「今月はこれくらい頑張ったんだなあ」とニマニマする楽しみの時間になっています。現金は仕組みで減らすもの。でも最後に残ったこの手触りだけは、悪くないものです。
事業の支払いから現金を消す手順
現金を減らす手順は、この4ステップです。
たぬ吉
ぴよ
よくある質問
Q. 個人事業主でも小口現金帳はつけるべきですか?
個人事業主に小口現金帳は重すぎるというのが私の結論です。小口現金帳を「ちゃんとつける」より「要らなくする」——記録が自動で残る決済(カード・振込・QR)に寄せて、現金の出番自体を減らすほうが早いです。仕入れをカードに寄せるだけで、小口現金帳は要らなくなりました。
Q. 実店舗で現金払いのお客さんが多く、現金をなくせないのですが?
実店舗である以上、現金をゼロにはできません。だから「ゼロにする」ではなく「現金の通り道を1本にする」を徹底します。うちでは現金は売上の受け取り専用にして、お札専用の財布から金庫へ入れ、月末にまとめて口座に入金しています。
Q. 現金を減らすには、何から手を付ければいいですか?
支払い側から先に現金を消すと効果が大きいです。仕入れ・消耗品はすべて事業用カードへ、振込はネット銀行からに切り替え、現金で払ったらその場でレシートをクリアファイルへ入れてメモします。最後に、店の現金を売上の受け取り専用にすれば完成です。
※クレカ明細については、以下の記事で紹介しています。
関連記事【税務のルールと実務の正解】クレカ明細は領収書の代わりになる?
※事業用クレカの仕訳を会計ソフトで片付けるについては、以下の記事で紹介しています。
関連記事【簿記知識ほぼ不要】事業用クレカの仕訳を会計ソフトで片付ける
まとめ
現金の弱点は記録が自動で残らないことです。なので対策は帳簿のつけ方の工夫ではなく、現金の出番そのものを減らすこと。実店舗は現金ゼロにはできないので、通り道を1本に絞ります。支払い側から先に現金を消すと効果が大きい——仕入れをカードに寄せるだけで、小口現金帳は要らなくなりました。
たぬ吉
ぴよ
口座が決まったら、カード・会計ソフトまで一気につなぐのが最短です。
\ 次に読むなら /事業用の口座とカードのセット構築ガイド|失敗した私の最短ルート
